むかしむかし、名古屋池下に蝮が池という池があった。
その池には古く、おろちが住んでいると言われ、人々は雨や洪水のたびにそのおろちを奉り、龍の神を崇めて暮らしていた。
日照りが続くと人々は龍神様に祈りを捧げた。
「どうかどうか私たちの暮らしに水を与えてください。」
何度も何度もそんなことがあったある日。
龍神は人間と約束をした。
「水が運ばれるよう水路をつくろう」「私が水を渡そう」
人間は言った。
「ありがとうございます。ありがとうございます。
このご恩は一生わすれません。私たちは次の世代もそのまた次の世代までもあなたを御奉りいたします」
時を経て、時代は変わり、ビルやマンションができるようになった。
ひとびとはいそがしくなり、その場を訪れる人は減った。
龍神は約束通り木曽川の水をその地まで運べるようにと、人間を使い水路を作った。
そして運ばれる水を受け取り、暮らしは楽になった。
人間は忙しい合間をぬっては龍神へ感謝の気持ちを込め、祈りを捧げた。
ある時、大きな大きな力がその地帯を支配し始めると、その地帯は開発の的となり、みるみるうちに池は埋め立てられ、そこには立派なホールが建てられた。
池がなくなってしまったことに人間は心を痛めた。
「あぁ、龍神よ、私たちをお許し下さい。どうかどうかこの地をお守り下さい。」
地元の人々は、池や池にすむ龍がこの先も安心して暮らせることを祈り、近くに蝮が池神社をつくり祠をたてた。
龍神は言った。
「人間たちよ、私はこの地で生きよう。どうかこの場所を人々の想いで豊かな場所にして、幸せになっておくれ」
「人間たちの水を私に注いでおくれ」
人間は龍神を誇りに想い、そのホールには龍神が宿るようにと立派な木曽川の絵が描かれた緞帳を飾った。
ホールは多くのひとでにぎわい、そこにはいつもあたたかい場所となった。
そのにぎわいはまるでたえず流れる水のようだった。
そしてそれに応えるように土地は龍神によって見守られた。
また時が経ったある日、大きな大きな力が働き、ホールがなくなることが決まった。
人々は対立を起こした。
「この地をこれ以上かえないでおくれ」
そう願う人々は後をたたなかった。
それでも大きな大きな力にはかなわず、ホールはなくなることが決まった。
人々は変化が受け入れられずに悲しみの底にいた。
開発が進み、ホールが壊されようとしたある日。
ある青年が声を聞いた。
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明後日23日に約2年に渉って進めて来た緞帳の嫁入りが執り行
われます。
一般市民発のこの”まつり”が皆さんの多大なご協力によって
出来た事を感謝
します。
厚生年金で当時約5000万かけて作られたこの緞帳は、この
一年織り元である京都の丸昌さんにてお色直しを施され、犬山
に運び込まれます。
23日は、この緞帳に新たな命を吹き込む祭にしたいと思います
。
当日は犬山市市長をはじめ、2億円の私財を投じ引き取って下
さった、犬山商工会議所の会頭の日比野さんが立ち会いのもと
行われます。
当日はピリリと法被、半股で目出たく粛々と嫁入りを行います
。
表向きは「もったいない」ですが、池下の蝮が池の龍神さんと
遊ぶイメージで始まったこのプロジェクトです。
龍神さんは水をもたらす神様として古きより奉られてきていて
、名古屋市の飲み水は犬山城下で木曽川より給水され浄水場を
へて各家庭に配られている事もあり、水が支える伝統や文化に
象徴される暮らしに感謝を表すお祭りとしたいと思っています
。
テーマは”おろち”
野菜を”おろち”に見立ててお供え、緞帳を”おろち”に見立
て、くねくねと、練り歩き。
くねくねの練習はぶっつけ本番でいきます。
汚れないように折り曲がらないように、でもくねくねと大蛇の
ように
もののけ姫に登場する、たたらばでたたらを踏む女性達の様に
力強く、参道を悠々と行きましょう。皆様の息が合ってないと
出来ません。
まだまだ担ぎ手は募集しています。
息を合わせて、まつり、しましょう。
佐藤練
以下詳細☆転送歓迎
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緞帳(どんちょう)プロジェクト
ー緞帳明日へー
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愛知県厚生年金会館の廃館に伴い、廃棄される運命だった緞帳
。思いとご縁のつながりで犬山の美術館に今、よみがえります
。
◇当日、前日の作業のお手伝いしてくれる方を探しております
◇
〜このめでたき作業、ぜひご一緒ください〜
1/22(土) 京都
8:00 地下鉄「新栄」スタバ前集合、名古屋出発、丸昌へ
11:00 打ち合わせ
12:30 作業開始、ぐん回し、梱包作業(20名必要)
16:00 作業終了
19:00 名古屋着予定
※京都組みは12:15現地集合
※車出せる方募集(ETC車は尚ありがたい)
※お昼持参。持ち寄り歓迎
丸昌 (キャッチコピーは“緞帳一筋半世紀”だぜ!)
http://doncho.sakura.ne.jp/
〒615-0056 京都市右京区西院西貝川町58-1
1/23(日) 犬山
7:30 犬山城前集合(地元の方もみえます)
8:00 作業開始(40名必要)
10:00 もちつき、式典開始、お披露目、練り歩き
12:00 美術館搬入、プチ交流会、取付開始
16:00 取付終了、名古屋へ移動
※車出せる方募集(ETC車は尚ありがたい)
※お昼持参。持ち寄り歓迎
※担ぎ手ははっぴ、半また、足袋持参。 (はっぴレンタルあ
ります)
犬山城 (城主成瀬家と名古屋と木曽川の話は必聴!)
http://inuyama-castle.jp/
愛知県犬山市犬山北古券
名鉄犬山線 「犬山遊園駅」もしくは「犬山駅」下車
※名古屋駅7:07急行岐阜行きに乗るとちょうどいいかと思いま
す。
※スタッフとしてではなく、見物として参加の方は10時〜12時
を目安にお越し下さい。なお、緞帳が広げられるのは9時〜10
時半の間です。その後、作業と練り歩きなどを行います。
◎当日のスタッフお手伝いも募集しています◎
餅つき、餅まき、プチ交流会準備、記念グッズ販売、募金スタ
ッフ等など・・・お手伝い頂けると助かります。
◇活動資金を募っております◇
〜この活動には輸送費、クリーニング費、加工費、保管費など170
万円ほどの資金がかかっており、ご寄付承っております〜
*ゆうちょ銀行 00830-1-169872 えびす町内会(エビスチョ
ウナイカイ)
*23日会場にて募金箱も設置します
◆緞帳(どんちょう)とは舞台の幕。
つづれ織り(日本重要無形文化財)、サイズ12.5m×20.2m(小
学校のプールぐらいの大きさ)、重さ1.3t
えびす町内会 http://www.yebis.net/
ブログ「緞帳物語」 http://donchou.exblog.jp/
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